ザ・ペリオドントロジー 第3版

書誌情報

【編集主幹】沼部幸博 梅田 誠 齋藤 淳 山本松男
【編集委員】小方賴昌 五味一博 澁谷俊昭 高柴正悟  高橋慶壮 中島啓介 西村英紀 古市保志  三谷章雄 三辺正人 山田 聡

ISBN 978-4-8160-1358-4

販売価格 9,000円(税込9,900円)

■B5判 ■オールカラー ■320頁 ■2019年2月
改訂で新たにB5サイズとなり、よりコンパクトで持ち運びやすくなりました。かつ本文や図表は読みやすく、見やすいようにレイアウトに工夫を施しています。
歯科医師国家試験対策に特化し、項目もよりわかりやすくし、知識の整理・確認につながることを意識した作りとしました。
本文中の重要な用語は太字にし、効率の良い学習が可能です。索引を大幅に改善し、収載索引用語は前版の2倍以上の1800語となっています。
ここ数年で新しくなった知見を盛り込み、また今後変わる分類についてもコラムとして追加しました。巻頭の国家試験対照表をはじめ、各項目ごとの学習目標・到達項目なども更新しています。
編集主幹4名、編集委員11名、執筆者は総勢85名以上で、全国29の歯学部、歯科大学、そして臨床の最前線で活躍されている先生方の知識と力が凝集しています。

目次
第1章 歯周病を正しく理解するための基礎知識
1 歯周病について
2 歯周組織の解剖・組織学
3 歯周組織の生理学 
4 歯周病の病理組織学的変化 
5 歯周病の細菌学
6 歯周病の免疫学
7 歯周病の生化学
8 歯槽骨の吸収 

第2章 歯周病の病因とリスクファクター
1 歯周病の原因の定義
2 歯周病の病因
3 歯周組織の生理学
4 リスクファクターの各論
5 歯周病の遺伝的背景 

第3章 ペリオドンタルメディシン
1 ペリオドンタルメディシンの定義 
2 歯周病と糖尿病 
3 歯周病と肥満 
4 歯周病と血管病変 
5 歯周病と骨粗鬆症 
6 歯周病と早産・低出生体重 
7 歯周病と誤嚥性肺炎
8 歯周病と関節リウマチ
9 歯周病と非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
10 歯周病と慢性腎臓病(CKD) 

第4章 歯周病の検査・診断と治療
1 歯周病の分類と診断 
2 歯周病の検査

第5章 歯周病の治療法
Ⅰ 一口腔単位の歯周治療の進め方
1 歯周治療

Ⅱ 歯周基本治療と再評価
1 歯周基本治療とは
2 応急処置(急性歯肉膿瘍・歯周膿瘍に対する処置) 
3 モチベーション 
4 プラークコントロール 
5 スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
6 暫間固定 
7 咬合調整 
8 歯内と歯周病変の関係
9 抜歯の判定基準 
10 象牙質知覚過敏 
11 再評価

Ⅲ 歯周外科治療
1 歯周外科治療
2 歯周外科治療の目的と基本事項
3 歯周組織の治療と再生 
4 組織付着療法
5 切除療法 
6 歯周組織再生療法
7 歯周形成手術(歯肉歯槽粘膜形成術) 
8 根分岐部病変 

Ⅳ 口腔機能回復治療
1 矯正治療   
2 修復・補綴治療 
3 インプラント治療 

Ⅴ メインテナンス
1 メインテナンス・SPT 

Ⅵ その他の治療
1 薬物療法
2 レーザー

Ⅶ 歯周組織の突発病変の概要
1 突発的な歯の動揺 
2 歯の挺出 
3 急激な腫脹や腫瘍形成の処置 
4 歯周治療に関連する肉芽組織の異常増殖の対策 
5 歯周外科処置後における持続性出血の対策
6 急性および慢性疼痛 
7 ポケットの再発 
8 ビスフォスフォネート関連顎骨壊死

第6章 ライフステージを通じた歯周治療
1 小児の歯周病
2 思春期の歯周病 
3 女性の歯周病(妊娠性歯肉炎:妊娠と関連する歯肉炎)
4 高齢者の歯周病
5 更年期、周術期における歯周病への対応

第7章 歯周病の疫学
1 歯周病の疫学 

第8章 歯周病の予防管理
1 ライフステージと歯周病 
2 歯科関係者と多職種との連携 

第9章 特殊な歯周病
1 喫煙関連歯周炎  
2 壊死性潰瘍性歯肉炎・歯周炎 
3 急性ヘルペス性歯肉口内炎
4 剥離性歯肉炎 
5 歯肉線維腫症 
6 薬物性歯肉増殖症 
7 侵襲性歯周炎
8 Down症候群と歯周炎 
9 低フォスファターゼ症  
10 Papillon-Lefèvre症候群による歯周炎 
11 良性腫瘍と悪性腫瘍との鑑別診断 
12 白血病性歯肉炎 
13 好中球減少症
14 Chédiak-Higashi症候群 

索引  

 

運用中のネットショップ

▲ページトップへ戻る

© 2007 Nagasue shoten inc.