目次
Part Ⅰ エビデンスをつかう
Chapter 1 Evidence-Based Dentistry とは
1.Evidence-Based Dentistry(EBD)の定義
2.エビデンスレベルについて
3.EBD の5 ステップ
4.EBD のStep 1:疑問の定式化
5.EBD のStep 2:エビデンスの検索
6.EBD のStep 3:批判的吟味
7.EBD のStep 4:意思決定
8.EBD のStep 5:実績の評価
Chapter 2 EBD の実践
1.診療上の疑問 ー若手歯科医師の例ー
2.EBD のStep 1:疑問の定式化
3.EBD のStep 2:エビデンスの検索
4.EBD のStep 3:批判的吟味
5.EBD のStep 4:意思決定
6.EBD のStep 5:実績の評価
Chapter 3 米国におけるEBD 教育
1.全米に広がるEBD 教育の展開
2.EBD 教育はクリティカルシンキング能力を高める
Part Ⅱ エビデンスを読み解く
Chapter 1 論文を読む前におさえておきたいポイント①:研究デザイン
1.臨床疫学研究デザイン
2.観察研究
3.介入研究
4.データ統合型研究
5.研究デザインの比較
Chapter 2 論文を読む前におさえておきたいポイント②:バイアス
1.バイアスとは
2.選択バイアスとその制御法
3.情報バイアス
4.情報バイアスの制御法:盲検化
5.交絡(交絡バイアス)
6.交絡バイアスの制御法
7.まとめ
Chapter 3 EBD のための論文読解ガイド
1.臨床疫学研究論文の基本構成
2.治療の効果に関する論文の批判的吟味
3.システマティック・レビュー/メタアナリシス論文の読解
4.システマティック・レビュー/メタアナリシス論文の批判的吟味
Chapter 4 診療ガイドライン
1.診療ガイドラインとは
2.日本の診療ガイドラインの検索
3.診療ガイドラインの質の評価
4.エビデンスの質と推奨の強さ
Part Ⅲエビデンスをつくり、発信する
Chapter 1 診療現場からエビデンスを発信する― Practice-Based Research Network(PBRN)―
1.EBD と臨床疫学研究
2.臨床を科学するPractice-Based Reserch(診療に基づく研究)
3.全米に広がるPractice-Based Research Network(PBRN)
4.米国最大規模のPBRN:National Dental PBRN
5.わが国のPBRN:Dental PBRN Japan(JDPBRN)
6.日本の歯科医療者に必要とされる研究とは?
7.PBRN が提供する新しい生涯学習
Chapter 2 エビデンスー診療ギャップ
1.エビデンスー診療ギャップとは何か?
2.エビデンスー診療ギャップの例:隣接面う蝕の診療パターン
3.日本における結果
4.米国との比較
5.適切なう蝕の治療介入時期
6.エビデンスー診療ギャップに影響する要因
7.まとめ
Chapter 3 おわりに
国際的視点をもつハイブリッド型
リーダー歯科医師の育成に向けて
1.国際的視点をもつハイブリッド型リーダー歯科医師
2.ハイブリッド型歯科医師を育てるための方略
3.EBD・臨床疫学教育の充実
索引(和文/欧文) |