書誌情報 |
【著】室木俊美 |
ISBN 978-4-8160-1275-4 |
販売価格 11,000円(税込12,100円) |
■A4判 ■オールカラー ■128頁 ■DVD付 ■2014年8月 |
経歯槽頂上顎洞挙上手術(TCMSL)―通称「ソケットリフト」の全貌を、著者長年の研究に基づく豊富な症例写真で明らかにしたカラーアトラス。付録のDVDには、内視鏡を使用した経歯槽頂上顎洞挙上手術の症例映像を収録。すべてのインプラント治療医にとって必読の書。 |
目次 緒言 CHAPTER 1 上顎骨・上顎洞の解剖と上顎洞の形態および生理 1 上顎骨の構造と位置 2 副鼻腔の解剖と生理 3 上顎洞底部粘膜と栄養血管分布の解剖 4 上顎洞に発生する疾患名と診断 5 骨密度分類 1.骨の物理的特性 2.インプラントと骨質(bone quality) 6 TCMSLのための実際のCT値を参考にした骨密度分類 7 TCMSLのための洞底部骨形態分類 CHAPTER 2 経歯槽頂上顎洞挙上手術(TCMSL)の現状と分析 1 TCMSLの変遷 2 TCMSLに用いる手術器具の分類 1.osteotome method 2.piezo electric device method 3.rotating drill reamer device method 3 TCMSLのための骨形態 CHAPTER 3 経歯槽頂上顎洞挙上手術(TCMSL) 1 経歯槽頂上顎洞挙上手術法の手術件数 2 術前診断と適応症および非適応症 3 埋入部位の垂直的残存骨距離分類 4 難易度分類 5 各種器具を用いたTCMSLの基本的開洞法と洞粘膜の剝離器具 1.Hatch Reamer® 2.osteotome 3.PIEZOSURGERY® 6 洞粘膜の剝離と補塡材の塡塞法 7 PRF(platelet rich fibrin)の応用 8 移植骨の経時的変化と骨化 CHAPTER 4 RBHを基準にした手術法と推奨度 1 Class別手術法 1.推奨度の分類 2 内視鏡で明らかになった開洞用骨切り器具の特徴 1.PIEZOSURGERY®の開洞所見 2.Hatch Reamer®の開洞所見 3.オステオトームの開洞所見 4.慢性上顎洞炎患者にオステオトームで開洞した所見 3 内視鏡で観察したインプラント体埋入後の補塡材の位置と形態 CHAPTER 5 インプラント安定指数と超音波刺激装置の関連性と意義 1 共鳴振動周波数分析装置の有用性 2 低出力超音波刺激装置の有用性 CHAPTER 6 インプラント周囲炎の起炎菌 1 インプラント周囲炎の病期別発症率 2 インプラント周囲炎の病期別菌分離 3 インプラント周囲炎の感染パターン 4 分離菌に対する抗菌薬の薬剤感受性試験 5 インプラント周囲炎に対する細菌学的考察と現状 CHAPTER 7 まとめと展望 1 絶対的適応症こそが本来のインプラント療法である 2 上部構造体を装着した患者が精神疾患(bipolar disorder)を患った 3 腫瘍類似疾患の表面化 4 最後に 付録● Q&A で学ぶ こんなとき、どうする? COLUMN ・正しい減張切開法(今さら聞けない基本的な外科手技) ・挙上距離とは(臨床のヒント) ・分離培養法と抗菌薬の薬剤感受性試験(臨床のヒント) ・上顎洞根治手術後の古い瘢痕性切開線を見落とすな (臨床のヒント) ・ミンバラックス(お勧め器具) |