書誌情報 |
【編著】山本宏治 |
ISBN 978-4-8160-1269-3 |
販売価格 1,800円(税込1,980円) |
■A5判 ■一部カラー ■120頁 ■2014年3月 |
現在、日本はむし歯の予防について先進国です。しかし、団塊世代の人たちにおいては、小学・中学生時代に国のむし歯予防に対する政策が不十分であったことから、その世代の人たちはむし歯の発生率が高い傾向にあり、痛みなどを自覚した時のみに歯科医院を訪れる人がほとんどでした。 その際には、むし歯が進行しており、中には保存が困難なケースも認められ、歯を喪失することも少なくありませんでした。 また、1960年代までは歯科医師が不足している状態であり、1歯単位の治療が主で、お口全体の総合的な治療はほとんど行われていないのが一般的でした。 このことから、とくに団塊世代の人たちのお口の環境は、調和のとれたものとは言いがたいのです。将来の健康な生活を考えると、お口の健康はたいへん重要で、現在のお口の状態をチェックし、必要に応じたお口の治療を行うことをお勧めします。 本書は、お口の治療を行う上で知って得する内容をわかりやすく説明したものです。すなわち、お口・歯の治療を行うための診査・診断の方法から治療内容をわかりやすく説明し、その治療に対して知って得する必要な事柄をできるだけ簡単に「お口のカベ新聞」として記載しています。 本書は、患者様にとって、お口のよりよい情報を伝えることを目的としています。 |
目次 ●歯周病 |