書誌情報 |
【シリーズ編集委員】古谷野潔 前田芳信 松村英雄 矢谷博文 |
ISBN 978-4-8160-1236-5 |
販売価格 9,000円(税込9,900円) |
■A4判 ■オールカラー ■324頁 ■2012年1月 |
第Ⅰ巻前半では、治療の基礎、顎口腔系の形態と機能、臨床の流れなど、歯科補綴学の総論に相当する部分を解説。後半では、典型的症例ばかりでなく、新素材、新技術の応用、前処置、メインテナンスなどについても触れた。さらに、健全歯質の保存に関連して、保存修復と歯冠補綴の境界領域における話題も掲載。 |
目次 ■ 第一部 総論:咬合・咀嚼障害の診断と治療 Chapter 1 咬合・咀嚼障害の病因と病態 A.病因 B.病態 Chapter 2 咬合・咀嚼障害の症状と徴候 A.歯質・歯の喪失による咬合・咀嚼障害の症状と徴候 B.咬合支持の喪失による咬合・咀嚼障害の症状と徴候 C.顎関節症による咬合・咀嚼障害の症状と徴候 コラム1:顎関節症の症型分類 D.その他の疾患による咬合・咀嚼障害の症状と徴候 コラム2:精神疾患の分類 Chapter 3 顎口腔系の形態と機能 A.顎顔面形態 B.下顎位・下顎運動 C.咬合 D.咀嚼・嚥下・発音 E.口腔感覚と顎反射 コラム3:歯根膜感覚 コラム4:下顎位認知の神経機構 F.老化と加齢変化 Chapter 4 補綴歯科治療と生体反応 A.咬合と顎関節負荷 B.歯と歯周組織 C.顎骨と顎堤粘膜 D.歯科材料と生体反応 Chapter 5 補綴歯科治療とQOL A.補綴歯科治療がQOL に及ぼす影響 B.補綴歯科治療の心理的影響 Chapter 6 医療面接と診察 A.医療面接 B.診察 C.プロブレムリストの作成 D.初期計画の立案 E.インフォームドコンセント Chapter 7 検査 A.唾液検査 コラム5:検査結果を解釈する際の留意点―感度・特異度・的中度について― B.咬合検査 C.機能検査 D.模型検査 E.X線検査 Chapter 8 評価と診断 A.口腔内因子 B.全身的因子 C.社会・心理・経済的因子 D.治療計画の立案 ■ 第二部 歯質欠損の治療 Chapter 9 歯冠修復をおこなうにあたって A.歯冠修復物の変遷 B.支台歯形態の変遷 C.接着歯学の考え方 D.装着材料の選択 コラム6:歯冠修復用語の変遷 Chapter 10 再治療の少ない修復を目指して A.予防処置 B.歯と歯周組織の調和 C.外科処置 D.矯正処置 Chapter 11 修復物の種類 A.全部被覆冠 コラム7:歯冠色修復と色調 B.一部被覆冠 C.ポストクラウン D.連結冠 コラム8:修復物の選択基準 Chapter 12 クラウン装着までの流れ A.支台築造法 B.支台歯形成の原則 C.全部金属冠の支台歯形成 D.切削器具の種類と取り扱い E.暫間補綴装置 F.印象採得 G.作業用模型 H.顎間関係の記録 コラム9:FGP テクニック I.ワックスアップ(ろう型形成) J.埋没と鋳造 K.試適および装着 Chapter 13 術後管理 A.歯周組織の管理 B.歯の管理 C.咬合の管理 D.補綴装置の管理 E.補綴装置の除去 |