MIコンセプトに基づく 審美歯科治療 Minimal Intervention & Cosmetic Dentistry

書誌情報

【コーディネーター・執筆】宮崎真至(日本大学歯学部保存学教室修復学講座)

ISBN 978-4-8160-1222-8

販売価格 4,500円(税込4,950円)

■A4判 ■オールカラー ■160頁 ■2011年4月
■「MiCD:Minimally Invasive Cosmetic Dentistry」という歯科治療の新たな概念とともに審美歯科治療を行うために必要な知識と技術がわかりやすく紹介されています。
■臨床におけるテクニックについては豊富な臨床例を交えて解説。修復処置の中でMiCDがどのように関わっているか、ホワイトニングやメインテナンスの重要性、技工操作の勘どころなどが理解できます。
■治療手順の中で、適したアイテムをできるだけ細かく紹介。巻末付録には、MI治療に適したアイテムを整理しました。コーディネーター宮崎真至教授の解説付きです。

目次

第Ⅰ部 サイエンス
審美歯冠修復のトレンド
MiCDの概念
MiCDの概念をまとめる
GIOMER
PRG技術(Pre-Reacted Glass-ionomer Technology)を応用した
 GIOMER(ジャイオマー)における開発の経緯とその特徴
GIOMERの臨床応用
 
第Ⅱ部 テクニック
審美歯冠修復の実際
歯冠修復
コンポジットレジン修復
・MiCD概念に基づいたAnterior Direct Bonding Restorations
・ClassⅢ 唇側開放型Ⅰベーシック
・ClassⅢ 口蓋側開放型Ⅲアドバンス
・最小の侵襲で天然歯咬合面形態を再現した臼歯Ⅰ級症例
・三次元的な形態のバランスを意識することで、審美的な修復を達成する
・適切な隣接面形態を付与することで、歯間乳頭を再生する
・最小の侵襲と適切な歯質削除で審美を獲得する
・色調と形態のバランスで審美障害を回復する
ラミネートベニア修復
・ポーセレンラミネートベニアを用いて患者の希望する色・形態・歯列を獲得した症例
・ビューティコートのラミネートベニア修復への応用 1
・ビューティコートのラミネートベニア修復への応用 2
歯冠修復
・セラミックオーバーレイの臼歯部への応用
・矯正治療後の歯冠形態改善にラミネートベニアを用いた症例
・接着をポイントとした審美的歯冠修復物の形成
・間接歯冠修復用コンポジットレジンによる形成および接着のポイント
・ホワイトニングを併用したジルコニアクラウンによる前歯部歯冠修復
・間接法によるポーセレンラミネートベニア修復
・直接法によるコンポジットレジンラミネーベニア修復
ホワイトニング
コート材の応用
・歯面コーティング材による審美処置のシミュレーション
生活歯のホワイトニング
・診査診断に基づくホワイトニングから始まる審美歯冠修復治療
メインテナンス
・MiCDを成功に導くメインテナンス
技工操作
・ポーセレンラミネートベニアの製作法

付録
 MiCD治療に適したアイテム

 

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