書誌情報 |
【監修】前田伸子 中川洋一 |
ISBN 978-4-8160-1158-0 |
販売価格 6,000円(税込6,600円) |
■B5判 ■カラー ■178頁 |
細菌を無視して歯科治療は成り立たない! 多くの臨床家が日常臨床で出会う疑問や問題を出発点に、細菌のモニターをしながらアプローチする診断、治療、メインテナンスに主眼を置いて解説。 「ちゃんと治療したのに二次う蝕ができてしまう」「抜髄が感染根管になってしまう」という疑問に、可能な限りのサジエスチョンを行いました。 (序文より) |
目次 Chapter 1 修復処置 1.う蝕検知液はどこまで信頼できるのか? 2.ダウンサイズド・キャビティプレパレーションでう蝕は完全に取りきれるのか? 3.取り残し細菌のアクティビティは? 4.辺縁漏洩による細菌の侵入はどの程度問題か? 5.暫間的間接覆髄(IPC)法では、う蝕象牙質中の細菌は死滅するのか? 6.直接覆髄の失敗はなぜ起こる? Chapter 2 歯内治療 1.なぜ感染根管ができるのか? 2.根管貼薬剤で細菌は死滅しない? 3.根管形成の意義と限界は? 4.歯内治療に根管内細菌検査は必要か? 5.根管充填の時間をどう判断する? Chapter 3 歯周治療 1.治療における歯周病細菌学の重要性 2.歯周病に細菌検査は必要か? 3.歯周病の細菌検査方法は? 4.PCR 法による検査により従来の治療は変わるのか? 5.歯周炎の原因は細菌だけではない? 6.急性期の歯周治療を考える 7.歯内・歯周病変に歯周病原性細菌は関係しているか? 8.再生治療の成功に細菌のコントロールは重要か? 9.歯周炎は感染するか? 10.歯周病原性細菌は全身に影響するか? 11.将来的に歯周病予防ワクチンは可能なのか? Chapter 4 口腔外科 1.歯性感染症を重症化させないために 2.歯性感染症に細菌検査は必要か? 3.歯性感染症に対する抗菌薬の選択 4.歯性感染症に切開は必要か? 5.どんなときに口腔外科に紹介すればよいか? |