書誌情報 |
【編集】福島久典 |
ISBN 978-4-8160-1135-1 |
販売価格 7,500円(税込8,250円) |
■B5判 ■オールカラー ■260頁 ■2004年7月 |
・効率的な無菌化のために30人の実践者が体験に基づく具体的な方法を提示!難治症例への対応、外科的処置についても詳説。 ・バイオフィルム、口腔感染症など、治療に必須の事項についてわかりやすく解説。 ・院内感染、SARSへの対応、エンドの歴史など、知っておきたい知識が満載。 |
目次 Section1-根尖治療- 根尖から効率的に細菌を除去するために 1.根尖治療の基本的な考え方 2.予知性の高いエンドのための考え方 3.如何に早く根尖の無菌化を達成できるか 4.再治療の現場から根尖治療を再考する 5.感染根管治療で「チェアーサイド嫌気培養システム」を生かすコツ 6.<根尖治療>の有用性 7.根管治療におけるCO2レーザーの臨床応用-CO2レーザーの効果を「チェアーサイド嫌気培システム」を用いて検証する- 8.感染根管治療における効率的な無菌化のために-再治療の感染根管治療歯を如何に効率的に良好な結果に繋げるか- 9.根尖治療に際して遭遇する問題点 Section2 根尖治療をしないとどうなる?(患者さんに説明するために) 1.細菌塊とバイオフィルム形成菌 2.根管内におけるバイオフィルムの実体 -そしてあのenterococciは今- 3.宿主応答で起こる組織破壊 4.う蝕から口腔外科領域の感染症にまで広がる Section3 根尖治療の実際 1.陥りやすい問題と解決への勘所 2.永続性のある治療を目指して 3.患者とのコミュニケーションツールとして「チェアーサイド嫌気培養システム」を評価する 4.<根尖治療>を始めて-その後- 5.「チェアーサイド嫌気培養システム」を導入して 6.当院における「チェアーサイド嫌気培養システム」 7.歯内療法を成功させるために-エンド難症例への「チェアーサイド嫌気培養システム」と3Mix-MP法の応用- 8.私のエンド 9.こんなことで困っている 10.いわゆる難治症例を治療する 11.「チェアーサイド嫌気培養システム」を歯周治療に取り入れて Section4 外科的処置を余儀無くされた症例 1.再生療法を用いた外科的アプローチ 2.難治症例への対応-外科的歯内療法- 3.戦略的な外科的歯内療法 4.無菌化が困難で外科療法を併用した症例 Section5 知っていると得をする 1.耐性菌と院内感染 2.バイオフィルムと細胞間コミュニケーション(Quorum-sensing system)-緑膿菌で考える- 3.重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome, SARS)について 4.エンドの歴史の謎パートⅡ |